有限会社ウメイチ × 株式会社キャラット 特別対談
振袖レンタルとフォトスタジオ事業を展開する有限会社ウメイチ。
新たな成長エンジンとして「スタジオコフレ」のフランチャイズ店舗を展開し、わずか1年半で3店舗(※)を運営するまでに成長。「変化=外圧」を味方にし、さらなる成長を見据え、当社とフランチャイズ包括契約を締結しました。今回は有限会社ウメイチ 代表取締役の梅田氏に、当社代表取締役社長 佐野との対談形式でフランチャイズ包括契約の背景や未来について迫りました。
※1 対談実施時(2025年10月16日)
動画でもご覧いただけます。
インタビュー動画(1)はこちら

有限会社ウメイチ代表取締役 梅田益生。
創業75年の呉服屋から始まり、現在は岐阜県を中心に振袖や袴の貸衣装とフォトスタジオ事業を展開している。

株式会社キャラット代表取締役 佐野隆之。
創業31年。家族の記念の日を残すフォトスタジオを全国で109店舗(取材時)展開している。
自社の成長と今後の業界について
ここからはそれぞれの会社の成長と業界の未来についてお伺いします。
梅田氏:
日本の人口減を考えると、国内マーケットが大きく伸びるのは難しい。ただフォトスタジオは無くしてはいけないと思ってるんです。家族が大切な日に思い出を残すサービスはロボットには代替できない“最高の付加価値”です。
ただ、変化できない会社は淘汰される。呉服業界が過去、写真館マーケットが入ってきたことで刺激されたように、写真業界も刺激・外圧を受けて変化する必要がある。そういう意味で当社がコフレのFC事業を始めたことも大きな変化で、会社の成長に繋がっています。
佐野氏:
ウメイチさんで言うと本業が呉服で、そこに外圧のようにコフレが入ってきた。“自分たちの想定しないやり方”とか“思わない戦略”もあったと思いますが、それを成長に繋げています。
我々キャラットも一気に成長する、あるいはマクロ環境の中でずっと伸びるには”外圧を受けながらどう成長できるのか”を問われないと、なかなか超えていけないなと。だから梅田社長という“外の視点”から学ぶことも多い。こうした化学反応が業界にも必要で、FCでも直営でも文化を守りながら一緒に成長できる形をつくりたいと考えています。
梅田氏
コロナも落ち着いて、これからどう動くかというタイミングですよね。今また大きな転換期がきていると思います。

佐野氏:
実はコフレFC全部の店が黒字というわけではない。中にはギリギリの店もあるんです。そんな中で、ウメイチさん運営のコフレはどこも成績がかなり良い。これは我々の力ではなくて、経営者としての考え方・教育・伝え方がずば抜けているからだと思うんです。
梅田社長がコフレFCをやってくれているから、我々は他のFCオーナーさんにも胸を張って言えるし、業界も少しずつ変わっていけると信じています。
梅田氏:
確かにうちはかなり人には投資してきた会社なんですよね。教育の時間も含めて。
そこにFC加盟店として見るキャラットさんの教育も参考にしています。最初は“大きい会社だからもっとドライなのかな”と思っていたけど、意外にウェットで(笑)。ただ、教育にちゃんと経費をかけてメリハリをつける、そのスタンスがすごいと思っています。
今、うちのプラムの方でも研修の必要性や有用性を強く伝えているところです。これから会社が10億・30億の壁を越えていくタイミングで、これまでにない価値観が会社に入ってきた。これも大きな“外圧”のひとつだと思っています。
【スタジオコフレ】フランチャイズオーナーインタビューVol.2(1)|有限会社ウメイチ
【スタジオコフレ】フランチャイズオーナーインタビューVol.2(2)|有限会社ウメイチ
【スタジオコフレ】フランチャイズオーナーインタビューVol.2(3)|有限会社ウメイチ
